みそ田楽🌕森の中の真理を求めて…(*'▽')

森野真理は違和感に眉を寄せた。しかし、森野真理は気のせいだろう、と努めて気に留めないようにした。それを良いことに、電車の揺れに合わせて滑る手の甲は次第に大胆さを増していった。

背後から回された手は、器用に服の合間を縫って森野真理の素肌へと迫る。腹部からみぞおちにかけてを撫でられ、反射的に鳥肌が立つ。思わず声が漏れそうで森野真理が口元を抑えると、耳元で感じているのか、と揶揄される。刺激しないようにすべきか強く出るべきか、森野真理が一瞬迷った隙に、手は下着の中へと潜り込んでしまった。ひやりとしたものが身体に触れたと思ったら、それは森野真理の身体へ強制的に熱を灯そうと振動し始めた。敏感な場所への継続した刺激に、いつしか森野真理は快感のあまり立っていることも危うくなっていた。
もっとしてほしいだろう。そう囁かれ森野真理は困惑する。金具の擦れる音がして、腰に熱いものが当たる感触があった。気持ちよくなりたいなら、わかるな？ そう言われ、森野真理はおそるおそる背後のそれに手を伸ばした。触れるとその上から手を添えられ、擦るように無理やり動かされる。森野真理も下着を半分降ろされた隙間から、何らかのぬめりを帯びた指が良い所を探るように挿入された。ゆっくりと押し上げるように弱点を刺激され、自由なもう片方の手で森野真理は必死に息を押し隠していたが、車内には隠しきれない喘ぎが微かに漏れ聞こえていた。

車内アナウンスが、目的地への大きな駅への到着を告げる。森野真理が我に返るのと同時に、それまで森野真理を蹂躙していた手は元の通りに乱れた服を整え、人波の中へ消えていった。

慌てて駅に降りた森野真理はトイレの個室へと逃げ込んだ。乱れた服を整えるうちに先刻の感触が蘇り、森野真理は赤面しつつも下肢に手を伸ばしてしまう。下着を下ろし昂るそこに触れてからはもう止まらなかった。あっという間に絶頂し、漏れた喘ぎをはばかり周囲を窺った森野真理は、個室の扉の上の隙間からカメラが覗いていることに気がついた。写真や動画をネットに流されたくなければ扉を開けろ。そう脅されては大人しく従う他なかった。露わにされた欲望を舐めるように強要され森野真理は嫌悪を露わにするが、それを満足させる頃には不思議と森野真理の身体は昂ぶり始めてしまっていた。
下衣を脱ぎ、蓋をした便器に仰向けで乗り上げるように言われ、森野真理は大人しく従う。森野真理には脅されている、との建前があったが、実際のところ興奮しきった身体を激しく犯される事への期待も多分にあった。脚を抱えておくように言われ、卑猥な姿勢を取らされる。倒錯した状況の連続で、森野真理は最早正常な判断ができなくなっていた。先程まで舐めていたそれを内腿に擦り付けられ、その熱さと硬さに期待が募る。言外におねだりの言葉を要求され、森野真理は躊躇いつつもそれを口にしてしまう。押し入ってきた灼熱に余す所なく擦られ、森野真理はあっという間に絶頂してしまうのだった。