淫蕩の日々

Diagnosis results 次の季節も雪緒六花と一緒にこの光景を見られるだろうか。そんな保証はどこにもないのだ。当たり前のことなのに、気付かなかった事実を今になって思い知ってしまった。

昏い衝動は日に日に雪緒六花を汚したい欲望へと変わる。そうしてその日、賽は投げられたのだ。
強引にベッドへ押し倒し、服の上からでもわかる美しい体の輪郭を、雪緒六花が自覚するよう両手でなぞる。「なに……? あっ、んっ」首、肩、背、胸、腰、腿……全身を嬲る手から雪緒六花が逃れようとすれば、唇でねじ伏せた。「ぁはっ……んんっ」顎を掴んで口を開かせ、わざと音を立てながら口腔内を蹂躙すると、奥に隠れた舌を厭らしく絡めとる。「……っは……」唾液が伝いながら漏れ出たのは、か細いながらも十分に熱をもった吐息だった。
解き放たれた欲望と衝動のままに、雪緒六花を犯そう。隆起する肉棒を前に、雪緒六花が息を呑むのがわかったが、止められる段階はとっくに過ぎていた。なにより、煽ったのは雪緒六花なのだから。

くの字にした両足を大きく開き腰を浮かせると、重心をかけて一息に貫く。「……っ、あ……ぁ!」そうして何度も引き抜いては最奥へと抽挿を繰り返していると、雪緒六花の両腕がするりと首へ回った。「ぉく、あたっ……ゆっくりぃ……」快楽の奔流に耐えきれないといった様子で蕩けた声が言うので、速度を落としてやればこちらの腰の動きに合わせて雪緒六花の腰も動きだす。突かれるたびにきゅうと中が締まることに気付いているのかいないのか、雪緒六花は蕩けた声を出しながら腰を揺らし続けた。
こうして雪緒六花を朝まで犯し、朝が来てもなお犯し続けた。

雪緒六花が目覚めると、さも当たり前のように口移しで水を飲まされた。口移しをするくらいなのだから媚薬などではなくただの水なのだろうが、途中から舌を絡ませてくるので、その殆どは胸元へ零れ落ちた。「……もっと」わずかに残った雫を飲み込み、雪緒六花は呟く。どうしてそう言ったのかはわからない。欲しかったのは水か、それとも。再び水と共に侵入してきた舌を受け入れながら、雪緒六花は首に腕を回す。裸身を密着させるように押し付け、そうして何度も水をねだった。
それがこの日々の始まりだった。

「んっ、ふっ」膝で抱かれた雪緒六花が、太腿で肉棒を挟みながらいじらしく腰を動かしている。隆起した肉棒は花壺を陰茎で撫でるが決して中には入らない。「挿れ……って……」溢れる蜜で腿と肉棒を濡らしながらの懇願は、不意な口づけで塞がれた。「――っ」乳首を摘ままれながら更に隆起した肉棒が内腿を擦る。膨れた花芯と擦れるたびに雪緒六花の体が震えるが、まだ挿入しない。肉棒への渇望が深ければ深いほど快楽は深まるのだから。
「っは、あぁ……おかしくなっちゃう……」うわ言のように漏れた声には悦びが滲み、かつてのような拒絶の色はどこにもない。雪緒六花が快楽に溺れはじめているのは明白だった。
そこから調教の日々は過熱していく。

ちゃり……と雪緒六花の首につけた鎖の音が部屋に響く。もう一方はベッドの足に括られている。別に外そうと思えば外せる簡単なものなのだが、雪緒六花はそれを受け入れたまま、一日中犯されていた。「あっ、やあっ」そう言ってはいても、中は締め付け、腰は踊り、声は甘く淫らだ。とても犯されて嫌がっているようには聞こえない。「やあっ、イくぅ……っ」鎖は快楽に溺れる自身への口実なのだ。支配への手応えを感じて、腰を大きく打ち付けると、雪緒六花は嬌声と共に何度迎えたかわからぬ絶頂で果てた。

「あっ♡あっ♡あっ♡」突かれる度に目の前が白くなり、子宮が疼く。「も……だめ、ぇ……♡」上体が崩れたが、抽送は止まらず、むしろ激しさを増していく。「はっ、ひぅっ」散々快楽は浴びてきたが、突かれる度にイくのは初めてだ。体の奥を開かれる感覚に心が追い付いていかない。――いや、もういいのだ。こうなるため、ずっと犯されてきたのだ。唐突に理解してしまった。「~~っ♡」受け入れた瞬間、今まで感じたことのない絶頂を迎え意識を手放した。不思議と、それは嫌ではなかった。
「そこ、よすぎる……っ♡もっとぉ、おか、してぇ……♡♡♡」それは紛れもなく、雪緒六花の本心から零れた言葉だった。
雪緒六花が身も心も堕ちたという確信は、快楽に蕩けた声、昂りを締め上げる肢体、その現状に陶酔しきっている瞳、すべてが表していた。

「おくで、キスして、るっ……♡」体を密着させ繋がっていると雪緒六花が不意に耳元で囁いた。その言葉通りに最奥で精を放ったばかりだ。肉棒は余韻どころか脈打ちながら、白濁液を注ぎ込んでいる最中である。甘い声を漏らしながら雪緒六花は搾り取るように蜜壺を締め上げる。「いつもよりおく、きてる♡♡♡」その言葉を契機に肉棒が一回り大きく膨れあがる。それを確認した雪緒六花はさらに奥へ誘うように腰をくねらせる。「できちゃっ♡、ん♡」その声は自らの嬌声でかき消されていくのだった。
ごぷごぷと粘着性の高い音が蜜壺と後孔から漏れている。太腿を伝って垂れる白濁液をそのままに雪緒六花は張り出した腹部に手を添えた。最近では乳房も重くなりはじめ、いよいよ体の変化を感じる。「ぁぁっ♡」背後から覆い被され、そのまま挿入されると雪緒六花は無抵抗に受け入れた。刻み込まれた快楽によって腰は勝手に動き、喘ぎ声があがり、頭の中は真っ白になる。そうした結果が今だ。「……んふっ♡♡♡」精を受け止めながら同時に達すると、雪緒六花は淫靡に笑う。こうなっても尚、浮かぶのは犯されたいという欲だった。

朝。ベッドの上で組み敷かれた雪緒六花が頬を染め、潤んだ瞳で切なそうに呟く。
「めちゃくちゃにして……」
どれだけ体と心を快楽に堕としても失われぬ初々しさに思わず口付けを落とし、舌を絡める。自分だけを求め、支配されることを望んだ可愛い宝物。
さあ今日も、雪緒六花と愛しく淫らな時間を過ごそう。


2023/03/30

きみを僕だけのものに堕とす。【2022/09/04】遊んでくれてありがとう。色々増やしたり直したりしました。
@midoridama1
翠珠@midoridama1

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