淫蕩の日々

Diagnosis results ランセリィと一緒にいると、自分の知らなかった感情が次々と溢れてくる。その激情に身を委ねたのは、なんてことはない、ほんの些細なことがきっかけだった。

昏い衝動は日に日にランセリィを汚したい欲望へと変わる。そうしてその日、賽は投げられたのだ。
どういう流れでこうなったのか、ランセリィの手が、股間を緩やかに撫で上げていた。「……しよ」小さすぎる声だったが、水音さえ響き渡るようなこの静寂の中でそれはあまりに甘美な響きすぎた。答えの代わりに性急に体が重なる。ランセリィを無垢で何も知らないと決めつけていたのは自分だった。「あっ」腕の中で踊り鳴くのは紛れもない雌だ。ランセリィの体は淫らな水音を響かせて自分を誘う。ランセリィを蹂躙していい許可は想像以上に自身を煽っていると自覚しつつ、貪った。
解き放たれた欲望と衝動のままに、ランセリィを犯そう。隆起する肉棒を前に、ランセリィが息を呑むのがわかったが、止められる段階はとっくに過ぎていた。なにより、煽ったのはランセリィなのだ。

壁に手をつかせて立たせ、背後から胸を揉んでは乳首を勃たせて楽しむ。「ふっ、ん……」その下でぴったり閉じた太腿の付け根を、何度も肉棒が花芯を擦って弄んでいた。「……はっ、…ん、あっ」吐息は次第に甘く乱れだし、乳首は硬度を増し、肉棒の滑りも充分になった頃、蜜壺を一息に貫く。「あぁっ」不意の衝撃に崩れそうになるランセリィを抱けば、肉棒が奥を突く感覚があった。「……っ……!」声なき声と中の震え方が、ランセリィが達したことを伝えていた。
こうしてランセリィを朝まで犯し、朝が来てもなお犯し続けた。

解放されたランセリィは、体を引きずるようにして浴室へ向かう。どちらの体液なのかもわからぬそれを洗い流していると、不意に後孔を触れられた。「ぁんっ」後孔から白濁液を掻き出すのを手伝ってくれるようだが、嬲るような指の動きは目的のそれとは到底かけ離れている。「やっ……あっ、あぁ、あ……ぁん、ああぁっ」止めることもできず喘ぎ続けるしかないランセリィの脳内で、昨日からの行為が蘇る。どんなに抗っても一度体に刻まれた快楽は簡単には消えない。「あっ、ああ、ん」支配されるということを身を以て知りながら、ランセリィは無意識の内に尻を突き出していた。
それがこの日々の始まりだった。

「あっ、ふぅ……っ、んっ…あぁ、ぁあぁ」今晩も熱の籠もった声が部屋に響く。尻を高く突き上げたランセリィの二つの孔を、疑似肉棒が淫らに動いて開発を進めているのだ。悦いところが増えるように、悦いところはさらに感じるように、最終的にはこれなしではいられないように。二つの孔から与えられる快楽でぐちょぐちょに太腿を濡らすランセリィに近づくと、期待に潤んだ目が応える。ランセリィへ猛ったそれを見せると、夢中でしゃぶりつくので、奥を突いてやる。「っは、ん、んぅ……!」三箇所同時に嫐られながらランセリィは蕩けた顔で微笑むのだった。
「っは、あぁ……やめないで……」うわ言のように漏れた声には悦びが滲み、拒絶の色はどこにもない。ランセリィが快楽に溺れはじめているのは明白だった。
そこから調教の日々は過熱していく。

「離さ、ない……で」ランセリィの腕がそっと絡みつく。昼夜問わず抱き潰す日々を送っているせいで、少しでも離れると不安になるらしい。「抜かない、でぇっ……♡」正確には――犯されていないとだ。だから代わりに疑似肉棒を与えた。律儀にランセリィはずっと装着し、前後の孔は常に満たされ続けている。締りが不安だったが、それは杞憂だったようだ。むしろ都合が良くなったのかもしれない。「あ、は……♡」いつでも発情し、犯せる準備が整っているのだから。

初めは勝手がわからず、ずいぶんと困惑したが、何をしても褒めてもらえ、染められる内に、悦さに気付いた。それからのめり込むのはあっという間だった気がする。自分の中を注進する肉棒の形に腹を撫でる。深く楔のように刺さったそれが、肉だけでなく心も貫いていると気付いたのはいつだったか。もっと奥深く、自分すら知らない深くまで蹂躙して、暴いて欲しい。だからすべてを開いて招き入れる。いつか奥に住まう淫らな自分を見つけてほしいから。
「こんなの、しらなかった……っ♡もっとぉ、おか、してぇ……♡♡♡」それは紛れもなく、ランセリィの本心から零れた言葉だった。
ランセリィが身も心も堕ちたという確信は、快楽に蕩けた声、昂りを締め上げる肢体、その現状に陶酔しきっている瞳、すべてが表していた。

「あっ、はぅ……っ、すき、……すきぃ……♡」朝も夜も問わず、寝食すらも忘れ、貪るように体を重ねる。「ね、もっとぉ……♡」蜜壺も後孔も既に限度を超えてごぽりと白濁液が溢れきっているが、ランセリィは蕩けきった孔を手で見せつけるように拡げる。何度犯しても変わらず締め付ける孔へ、服従すべき主を刻み込ませるように挿れると、あっという間に達して意識を飛ばす。「はっ、あっ……ああぁあぁぁ♡」そうして今度は目覚めるまで犯し、再び気をやっても犯し続けた。
「……っ♡、はっ、あぁ……♡」何度目かわからぬ精を受け止めながら、ランセリィは自身を貫いているものを下腹部越しに愛おしく抱き、中の怒張を確かめる。「ぁは、んぅ♡」乳首を指で嬲られ、舌が唇を割って入れば積極的に絡めて迎え、一つの快楽も逃さないと体を密着させる。交歓する唾液は甘く、乳首を胸板で擦ると快感が背筋を走る。収縮する子宮に呼応したように肉棒が一回り膨らんだことを感じとると、自然と腰が揺れた。「あぁぁ♡いぃ♡♡♡」この体は牝として悦ぶためにある。開発されきった体を突かれながらランセリィは幸せそうに喘いだ。

朝。ベッドの上で組み敷かれたランセリィが頬を染め、潤んだ瞳で切なそうに呟く。
「よすぎ、る、よお……」
どれだけ体と心を快楽に堕としても失われぬ初々しさに思わず口付けを落とし、舌を絡める。自分だけを求め、支配されることを望んだ可愛い宝物。
さあ今日も、ランセリィと愛しく淫らな時間を過ごそう。


2023/10/27

きみを僕だけのものに堕とす。【2022/09/04】遊んでくれてありがとう。色々増やしたり直したりしました。
@midoridama1
翠珠@midoridama1

People diagnosed756.9K
63
2.2K
262
R18 R-18 エロ
Trillion+
Diagnosis results: Change each time
Name-based diagnosis
Enter your name for diagnosis
2024 ShindanMaker All Rights Reserved. Operated by Bazooka Inc.