【R18】肝試しに行ってみた

Diagnosis results  プロイセンは友人たちにそそのかされ、一人で夜の廃校を訪れていた。

 最初に入ったのは男子トイレだった。

 足を踏み入れるなり、奥まで引きずり込まれ個室に閉じ込められてしまった。入り口を背に、便器を跨いでタンクに手をつくよう押さえつけられ振り向くこともできない。後ろにいる誰かはいきなり指を突っ込んできて、ナカを乱暴にかき混ぜてくる。最初こそ痛いだけの行為だったが、しつこくされるうちに体は反応し始めた。それに気付いたのか、今度は硬いモノが押し当てられズブズブと奥深くまで挿入されてしまう。ピタリと体を密着させられ、乳首を弄られながら突き上げられているうちにどんどん体の熱が高まっていく。一度達したところで見えない誰かの凌辱は終わることはなく、今度は前から抱えられて激しく揺さぶられる。
 誰もいないトイレに響くプロイセンの淫らな声はしばらくの間止むことがなかった。

 ふらつきながらたどり着いたのは音楽室だった。

 部屋の中央にポツンとグランドピアノが残されている。意思とは関係なく、闇夜に浮かび上がるピアノにフラフラと吸い寄せられていくプロイセンを、壁に掛けられた肖像画の偉人たちが目で追う。ポロンとひとりでに鳴り始めたピアノに導かれるように、プロイセンは一枚、また一枚と服を脱ぎ捨て黒い椅子の上で大きく脚を広げた。自分で舐めて濡らした指を秘部に宛て、ゆっくりと沈めていく。虚ろな瞳で指を抜き差しするうちに、ピアノの音がだんだん大きくなりそれに合わせて自分で自分を慰めているプロイセンの声も大きくなっていく。ピアノの伴奏がクライマックスに差し掛かったのと同時にプロイセンは絶頂し、鍵盤の上に倒れこんだことによって暗闇の中の独奏会は終わりを告げた。

 気が付くと、プロイセンは生物実験室に倒れていた。

 実験器具が残る大きなテーブルと、壁際には水の入っていない水槽がいくつか。ふらふらと立ち上がるプロイセンの耳に、ピチャリと何かが這うような音が聞こえた。周囲を見渡してみても何か生き物がいる気配もない。息を吐き、出口に向かおうと振り返ったプロイセンは、そこに立ちふさがるものを見て息を呑んだ。ナメクジを大きくしたような蟲が大量に蠢いている。恐怖から一瞬立ちすくんでしまった隙をつかれ、一斉に蟲がプロイセンの体に襲い掛かって来た。
「いや、だ!気持ち悪い!いや!いやぁ!」ヒルのように吸い付いてくる蟲を手当たり次第に振り払うプロイセンだが、あまりにも数が多すぎる。振り払えなかった一匹が乳首に柔く歯を立てた瞬間、カクンとプロイセンの膝が落ちた。その隙にあらゆる場所に吸い付かれ、プロイセンは体を震わせる。思ってもいない強い快感が噛みつかれるたびに全身を駆け巡る。ビクビクと跳ねる下腹部を見下ろすと、数匹の蟲が穴の中に潜り込もうとしていた。
「ぃや、やめて…そこ、は…っは、ン!んあ、あ、や、だめ、気持ち良すぎる、よすぎるか…あ、あ゛ぁ゛ぁ!」狂ったような叫びは夜が明けるまで続いた。


2023/01/30

肝と書いてエロと読む。安易な肝試しはやめておいた方が身のためです。
何が出てくるか分かりませんからね。
かなり長文、ホラー要素強め。
ホラー、幽霊、人間、触手、等々。訪れる場所によっていろいろ出てきます。
@UsUddCu4qpAUcbH
イオ@UsUddCu4qpAUcbH

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