淫蕩の日々

Diagnosis results いつから風子は日常の中にいるようになったのだろう。あまりに当たり前のようにその事実を享受していたが、そこで終わりたくないと思ってしまった。

昏い衝動は日に日に風子を汚したい欲望へと変わる。そうしてその日、賽は投げられたのだ。
飲み物に混ぜた薬が効き始める頃だ。「……っ?」そっと風子を見やれば、頬が上気し、両胸の先端が服の上からでもわかるほどに尖っている。自然を装って太腿をこすりあわせ始めた頃、わざと肩を抱くと嬌声が上がった。「あ、ふっ……?」風子も自身に起こった変化に戸惑っているようだ。「あつ、い……」そう呟く風子は紛れもなく快楽で喘いでおり、押し倒してもさしたる抵抗はなく、むしろ蕩けた瞳は誘っているかのように熱を帯びていた。
解き放たれた欲望と衝動のままに、風子を犯そう。隆起する肉棒を前に、風子が息を呑むのがわかったが、止められる段階はとっくに過ぎていた。なにより、煽ったのは風子なのだ。

「やあっ……こんなっ……」風子を背後から膝を抱え込んだ姿勢で挿入し、そのまま固定する。「あっ、んんっ」耳朶に息を吹きかけ、首筋に舌を這わせると風子の体はぞくぞくと震え、咥えた肉棒を締め上げた。深い結合は最奥を突いたという確信を与えており、風子の中もまた、適応しようと絡みついてくる。「あんっ」乳首を摘まむと腰が反り、それが合図とばかりに互いに腰を打ち付け合う。「だめっ……あっ…んっ」言葉とは裏腹に、体は快楽を素直に受け入れているのだった。
こうして風子を朝まで犯し、朝が来てもなお犯し続けた。

解放された風子は、体を引きずるようにして浴室へ向かう。どちらの体液なのかもわからぬそれを洗い流していると、不意に後孔を触れられた。「ぁんっ」後孔から白濁液を掻き出すのを手伝ってくれるようだが、嬲るような指の動きは目的のそれとは到底かけ離れている。「やっ……あっ、あぁ、あ……ぁん、ああぁっ」止めることもできず喘ぎ続けるしかない風子の脳内で、昨日からの行為が蘇る。どんなに抗っても一度体に刻まれた快楽は簡単には消えない。「あっ、ああ、ん」支配されるということを身を以て知りながら、風子は無意識の内に尻を突き出していた。
それがこの日々の始まりだった。

「やっ、みえ、ちゃ……!」窓に風子の裸身を押し付けて背後から犯す。既に時刻は夜で室内は灯を落とし薄暗いが、注意深く見ればこのまぐわいに気付く者が出てもおかしくはない。「やっあっ、あっ」片足を持ち上げ結合部を晒すように貫くと、嬌声の大きさと比例するように蜜壺がきゅうと締まる。声こそ抵抗しているが、体はこの状況に興奮しているのだ。「イッ……ちゃ、ぁああ」その証拠に、窓越しに見える風子の顔は誰かに見られているかもしれない恥じらいと背徳感で蕩けきっていた。
「っは、あぁ……まだ、たりない……」うわ言のように漏れた声には悦びが滲み、拒絶の色はどこにもない。風子が快楽に溺れはじめているのは明白だった。
そこから調教の日々は過熱していく。

目を覚ますと風子が股間に顔を埋め、自然現象で昂った肉棒を口に含んでいる。「……んっ、ぅうん」そうして白濁液を飲み込むまでが朝の流れだ。「あっ、んっ」そのまま裸体を押し倒す。昨夜の交わりの名残が生々しく残る体を視姦すれば、恥じらい身じろぐが、それも挿入すれば嬌声にとってかわる。「ああぁあぁ♡」雄を誘う淫らな雌孔は、極上の動きで肉棒を迎え入れ、乱暴に犯されているのに恍惚の表情を浮かべながら達するその姿は、風子の支配が完成に近づいていることを表していた。

「あっ、や、おくぅ……っ」肉を分け入るように入ってきたそれはあっという間に奥まで達すると、何度もいいところを突いてくる。「あたって、んんっ♡、あ、ああ」この下着にして良かった。乳首や秘所を全く隠さず、下着と呼ぶにはあまりにも意味のない布だが、いつでもどこでもすぐ求めに応じられるし、着脱の必要もない。布面積の割に色が豊富で装飾に凝ったデザインが多いのもわかる気がした。「はっ、あ……♡イ、く……!」犯される器として相応しく着飾りたい気持ちを尊重しているのだ。
「やめないで……っ♡もっとぉ、おか、してぇ……♡♡♡」それは紛れもなく、風子の本心から零れた言葉だった。
風子が身も心も堕ちたという確信は、快楽に蕩けた声、昂りを締め上げる肢体、その現状に陶酔しきっている瞳、すべてが表していた。

「ひぅっ♡♡♡りょうほう、っ……きもち、いぃのぉ……♡」肉棒と舌で蜜壺と乳首を同時に犯されながら風子が喘ぐ。特別な体位でもなく、数え切れないほど犯したことのある体位なのに、まるで初めての快楽のような悦びようだ。「また、ィっちゃ……♡」肉棒が震え、吐精が近いことを悟ると、風子は無意識に腰を揺すって奥で受け入れる体勢を作る。吐精とともに達しながら、次を求めて恍惚の表情を浮かべる風子の体は、熟成された美しさを描いていた。
夜明けが近いベッドの上で、肉棒に貫かれながらまどろむのが風子は一番好きだ。抱き潰されたと言っても過言ではない疲労感でさえ心地よい。汗と白濁液に全身を濡らし、もう指先一つ動かす体力も残っていないはずなのに、蜜壺は関係なくひくつき、緩やかな快楽を風子に送り込む。「っ……すきぃ……♡」それが何に対してなのかは風子にはわからなかった。気付けば唇を奪われ、舌を掬われ、静かな部屋にまた卑猥な水音が響きだす。「あぁっ、はっ♡あぁぁあん♡」夜通し犯され、刻みこまれる快楽。それを享受する日々は、風子の体だけでなく心も間違いなく満たしていた。

朝。ベッドの上で組み敷かれた風子が頬を染め、潤んだ瞳で切なそうに呟く。
「もぉ、むりぃ……」
どれだけ体と心を快楽に堕としても失われぬ初々しさに思わず口付けを落とし、舌を絡める。自分だけを求め、支配されることを望んだ可愛い宝物。
さあ今日も、風子と愛しく淫らな時間を過ごそう。


2024/05/18

きみを僕だけのものに堕とす。【2022/09/04】遊んでくれてありがとう。色々増やしたり直したりしました。
@midoridama1
翠珠@midoridama1

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